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執筆者の写真恭誌 鎌田

肩から手にかけての痛み

先日来院された女性

当院では3回目の来院になります。

日ごろ忙しくされているのでどうしても自分の身体のことは後回しになてしまわれます。

そのため毎度症状は色々です。


今回は肩から手にかけての痛みでした。


デスクワーク、仕事の責任感もあり身体全体がこわばった感じでした。

神経、関節に異常はないか、また身体の動きも検査し施術に入ります。



『力を抜く』これはよくTVでも言われていますが、簡単なことではありません。


自分の身体の中だけでの感覚なのでいきなり『力を抜きましょう』といっても

すぐできる方はほぼいないです。



治療はまず首から肩、腰にかけての鍼治療

その後仰向けで頭・腕・手に鍼

足のツボにも数本鍼をしました。


鍼灸施術後首、肩の動きに変化がでました。

その方は『軽くなった、けど力が入らない感じ。』と

驚かれていました。



鍼灸の効果、特徴として自律神経の調整が可能です。

緊張を高めているのは交感神経の働きが関係します。


鍼はその逆副交感神経を優位に働かせる作用があります。

ですから普段、力を抜けない方や、責任感が強く緊張モードで無意識に筋肉に力が入ってしまう方におすすめです。


治療後のだるさや、脱力感は悪い反応ではなく、神経のスイッチが入れ替わった状態になります。

反応がでやすい方は、お腹が動いたり、空腹感や、眠気がきたりもします。


身体は常に環境に対して反応しています。

自分ではまだ大丈夫!

と無理をするといつか限界が来て症状として現れます。



今回の患者様も施術後は痛みは無くなっていました。

ストレスが多い現代社会、自分の身体は後回しではなく、

一番大切に付き合って行くべきだと思います。

普段頑張ってくれている自分の身体と向き合う時間を作りましょう。














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